「風立ちぬ」観てきました。
公開初日の20日土曜日。
宮崎駿監督久々の新作「風立ちぬ」を観てきました。
実在した戦時中の飛行機設計士「堀越二郎」の生涯を、
映画的フィクションで淡々と描いたお話でした。
関東大震災後の日本、戦時中。
後にゼロ戦を作る彼の成功と挫折と恋の半生を描いてます。
恋愛シーンも含め基本的に「いい話」だったけど、
ファンタジー要素ゼロ、飛行機趣味フルスロットルの作品なので、
今までの宮崎駿作品を期待すると肩透かしかもしれません。
トトロもポニョも出てこない。
結果的には悲恋モノでもあるので、鑑賞後、
「イヤッホウー! 最高だった!」というテンションにはなれない。
でも物語は最後の最後まであくまで「空と飛行機」を描ききった爽やかな印象。
ジワジワ来る。
とにかく全編飛行機だらけなので、紅の豚が観たくなった罠。
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帰宅後、「風立ちぬ」のパンフを見て、初めて気づくことが色々と。
目まぐるしく場所と年代が変わるので、パンフの情報を得た上でまた観たいと思った。
あと主人公の声を当てた庵野監督の棒読み問題ですが、
自分は序盤こそ「おいおいヒドイな」と思ったものの、
終盤の頃にはもう気にならなくなってました。
あくまで個人の感想です。
最後までダメだった人がいるのもよく分かるししょうが無いと思います。